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名称 弥彦神社の大杉 (やひこじんじゃのおおすぎ) 名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1) 樹種 スギ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 11.0m(注2) 推定樹齢 350年(注3) 所在地の地名 新潟県柏崎市石曽根(行兼) 〃 3次メッシュコード 5538−75−30 〃 緯度・経度 北緯37度16分46.2秒 東経138度37分41.4秒 柏崎市指定天然記念物(1979年2月15日指定) 撮影年月日 2001年10月14日(初出写真) 2008年8月2日(掲載写真) 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)「にいがた巨樹・名木100選」による 弥彦神社は越後一の宮である。(直江津の居多神社も越後一の宮であり、越後には一の宮が2社ある) しかしこの大杉が立つ弥彦神社は、弥彦村にある本社ではなく、柏崎市石曽根にある小さな分社のこと。 1991年の「巨樹・巨木林」データによれば、新潟県内の杉では、1.将軍杉(東蒲原郡三川村)、2.杉之当の大杉(糸魚川市)、3.外丸矢放神社の八本杉(中魚沼郡津南町)についで第4位にランクされている。 神社の境内には数多く杉が植えられ、昼なお暗い、杉林特有の鬱蒼とした森を形成している。杉のほとんどは若木で、社殿の後ろに立つこの大杉だけが群を抜いている。 大杉は、今から350年前、5本植えられたうちの2本がくっついて大きくなったと伝えられている。 写真の反対側から見ると、後ろ側には大きな空洞がある。腐朽は止まっているようなので、まだ長生きすることと思うが、強い横風が加わると倒れる恐れがあるように思った。現況では、周囲の若杉が楯になってくれているようだ。 この若杉達もこのまま残され、その中から次世代の大杉が登場することを望む。 |
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