ページタイトル:霧島岑神社のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:霧島岑神社のイチイガシ


画像:霧島岑神社参道入口

名称 霧島岑神社のイチイガシ
    (きりしまみねじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 宮崎県小林市細野
 〃 3次メッシュコード 4730-77-56
 〃 緯度・経度 北緯31度57分58秒
           東経130度57分33秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)「みやざきの巨樹百選」案内板による





 宮崎自動車道霧島サービスエリアの東方500mほどの位置に、霧島岑神社が鎮座する。
 主祭神は、瓊々杵命(ににぎのみこと)、彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、鸕鷀草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の天孫3代に、それぞれの妃神を合わせて、全部で6柱。
 霧島神宮東霧島神社狭野神社などとともに霧島六社権現として多くの崇拝を集めた。
 はじめは現社号の通り、高千穂峰(1573m)と御鉢の中間地点にあったらしい。まさしく峰にあったようだ。しかし、霧島連山の噴火によって山麓に移転、さらにその後、やはり霧島六社権現の一つであった夷守神社(ひなもりじんじゃ?)を合祀、その跡地である現在地に遷座した。
 霧島連山は、今も活発な活動を続けており、2011年1月から2月にかけての新燃岳(しんもえだけ)噴火は、記憶に新しい。(霧島岑神社も、享保元年(1716)の新燃岳噴火で、社殿を焼失している)
 境内にイチイガシの古木が数本立っている。
 写真の個体は、参道の入口。石造の仁王が立つすぐ先。向かって右手。
 データは、旧環境庁資料にある最大木のものである。
 見た感じ、明らかに樹高はもっと低いし、幹囲も足りないように思った。しかし、それはよくあることである。主幹が途中で切断されているので、高さに変化があったのは当然だし、幹囲についても、大きさ自慢が昂じて、とかく誇張気味になるものだ。傍らに「宮崎の巨樹百選」の案内板もあることだし、これで間違いなかろうと思っていた。
 ところが、帰宅後、調べてみたら、社殿の近くにもっと大きいのがあるらしい。従って、データと写真が一致していない可能性がある。早とちりだったとしたら、どうかご容赦を。
 
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