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名称 八幡岱のイチョウ (はちまんたいのいちょう) 名称の典拠 なし 樹種 イチョウ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注1) 推定樹齢 100〜199年(注1) 所在地の地名 秋田県北秋田市八幡岱新田(八幡岱)(注2) 〃 3次メッシュコード 6040−22−04 〃 緯度・経度 北緯40度10分28.1秒 東経140度18分07.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2009年8月24日 注2)2005年3月22日、北秋田郡内4町が合併して北秋田市誕生。旧行政区は北秋田郡合川町 八幡岱集落のなかほど、県道3号(二ツ井森吉線)沿いに共同墓地があり、居並ぶ墓を見下ろすように、1本の大イチョウが立っている。 秋田県では、墓地にしばしばイチョウの木が見られる。例えば、葛法のイチョウ、沖田面の大イチョウ、馬場目のイチョウなど。 信州などでは、サクラが植えられることが多い。樹種にも土地柄があるようで、興味深い。 ところで、わざわざ植えるのであるから、それなりの意味があるのだと思われる。 墓地にサクラを植えるのは、死者を慰めるためだろうか。花の命のはかなさに例えて無常を悟り、必要以上に悲しむなとの、残された者への教えだろうか。それとも、死者の魂が、ときどきは現世に戻って生者を見守るための、いわばランドマークだろうか。想像は尽きないが、本当はどんな理由に拠るのだろう。 イチョウが植えられるのはどんな理由に拠るのだろう。 いずれにしろ、これだけ大きくなると、木にも威厳が伴ってくる。邪鬼が悪さをしないよう、きっと守ってくれることと思われる。 |
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