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名称 葛法のイチョウ (くずのりのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1) 今はずっと低い
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県由利本荘市葛法滝ノ沢
〃 3次メッシュコード 5940−00−04
〃 緯度・経度 北緯39度20分17.3秒
東経140度03分04.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年8月4日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
標記のイチョウは、県道43号(本荘西目線)の南、旧由利町との境に横たわる丘陵を少し登った所に立っている。
事前の調査で、共同墓地にあり、遠くからもよく見えるとの情報を得ていたので、すぐ見つかるだろうと高をくくっていたが、それらしい姿は見えない。たまたま、道路を歩いておられる方を見かけて、墓地の位置、それにイチョウのことを尋ねた。
快く丁寧に教えて下さったが、最近、頂部が失われて、すっかり背が低くなってしまった、と残念がっておられた。
イチョウは墓地の入口近く。周囲を古い石塔や石仏が取り巻いている。
共同墓地からは、下に広がる水田や家々が見える。先立った人々の魂は、ときどきはそっと目覚めて、ここから子孫の活躍を眺めつつ、安らかな眠りについているものと思われた。 |
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