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名称 お宮の木 (おみやのき) 名称の典拠 「巨樹・巨木」(注1) 樹種 サワラ 樹高 38m(注2) 目通り幹囲 7.4m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 長野県飯田市上村中郷馬老沢(注3) 〃 3次メッシュコード 5337−07−98 〃 緯度・経度 北緯35度24分52.7秒 東経137度58分42.2秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2004年7月24日 注1)渡辺典博著。1999年に山と渓谷社より刊行 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)2005年10月1日、下伊那郡の2村が飯田市に合併。旧行政区は下伊那郡上村 渡辺典博著「巨樹・巨木」で、沢尻の大ヒノキ(実はヒノキではなくサワラ)、七本サワラ、前平のサワラに次いで、全国第4位のサワラとされている。 国道152号の「行者」バス停から、山側に向かって、細い自動車道を1kmほど登ったところに立っている。「お宮の木」の名は、この木が一段低いところに鎮座する中郷正八幡宮に所属することを意味すると思われる。 離れて見た樹姿は良いが、根元はごらんのとおり。ツタが覆っていて表皮が見えないほど。正面には空洞が開いていて、なかに小さな祠が納めてある。 本来は地上3mほどで7〜8本に分かれていたようだが、今は4本のみで、ほかは基部から失われている。 残された4本の樹勢は良い。針葉樹らしく、天を目指して思いっきり背伸びしている姿は、見る者を清々しい気持ちにさせてくれる。 根元を舗装され、生育環境が良いとは言いかねるが、いつまでも元気でいてほしいものだ。 |
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