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名称 熊野新宮神社のスギ (くまのしんぐうじんじゃのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 45m(注1) 目通り幹囲 6.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 兵庫県丹波篠山市二之坪字宮ノ下(注2) 〃 3次メッシュコード 5235−42−86 〃 緯度・経度 北緯35度04分30.0秒 東経135度19分29.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2010年6月4日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による 注2)1999年4月1日、多紀郡内の4町が合併して篠山市誕生。旧行政区は多紀郡篠山町。さらにその後2019年5月1日、市名を篠山市から丹波篠山市に変更 国道372号の小野新集落から、西の山裾に沿って北に向かう細い道を入って行くと、300mほどで熊野新宮神社の前に出る。 神社は、大宝2年(702)の創始と伝える古い神社だ。近世では永禄3年(1560)に焼失し、延宝6年(1678)に再建されたという。 この大杉は、その頃からのものであろうか。正面の石段を登った右手に立っている。 地上3mほどで2幹に分かれている。あるいは合体木なのかも知れない。反対側にも1本。こちらは、ほぼ大杉のほぼ1幹分の太さ。大杉が合体木だとすれば、これらは多分、ほぼ同樹齢なのだろう。 その横にはヒノキ。これはまだ細いのだが、枝先が下垂し、まるでシダレヒノキといった感じ。元気がないのが気になる。 ところで、この辺りは大杉の密集地と言ってよさそうだ。東から西に、安田の大杉、このスギ、辻の四本杉、波々伯部神社のスギが、ほぼ1km間隔に並ぶ。 まさしく巨木の里である。 |
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