ページタイトル:辻の四本杉 当サイトのシンボル

画像:辻の四本杉(幹と並ぶ)

画像:辻の四本杉
名称 辻の四本杉 (つじのしほんすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県丹波篠山市辻字鶴沢(注3)
 〃 3次メッシュコード 5235−42−75
 〃 緯度・経度 北緯35度03分54秒
           東経135度18分46秒
丹波篠山市指定天然記念物(1978年9月2日指定)
撮影年月日 2010年6月4日

注1)天然記念物指定名称は単に「四本杉」。当地以外にも各所に四本杉があるので、私のサイトでは地名を冠させてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)1999年4月1日、多紀郡内の4町が合併して篠山市誕生。旧行政区は多紀郡篠山町。さらにその後2019年5月1日、市名を篠山市から丹波篠山市に変更





 四本杉をどう読むか。
 ものを数えるとき、「いち、に、さん、し、…」と数えることもあれば、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、…」と数えることもある。一本杉(いっぽんすぎ)、二本杉(にほんすぎ)など、スギの本数を数える場合は前者である。(次に続く語が音読みならばその前の数も音読みにするのが一般的といえそうだ)
 ところが四本杉は「よんほんすぎ」、七本杉は「ななほんすぎ」と呼ばれるのが普通で、ルールから外れる。これは「し」なのか「しち」なのか聞き取りにくいことによる特例なのだろうが、どうも私には幼児語っぽくて馴染めない。よって「しほんすぎ」と呼ぶことにする。(異論がある方もあろうが、どうかご容赦いただきたい)
 さて、読み方はどうあれ、名の由来は明確である。地上3mほどのところで、大きく4幹に分かれているからである。
 単幹の大杉とは違うが、それでもこれだけ大きければ、十分にインパクトがある。傍に立つと、そのボリューム感に圧倒される。
 辻集落南方の山裾、稲荷神社の境内に、ひっそりと立っている。
 
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