ページタイトル:安田の大杉 当サイトのシンボル

画像:安田の大杉(幹と並ぶ)

画像:安田の大杉(交差点の対角から)
名称 安田の大杉 (やすだのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 700〜800年(注3)
所在地の地名 兵庫県丹波篠山市安田(注4)
 〃 3次メッシュコード 5235−42−87
 〃 緯度・経度 北緯35度04分18.8秒
           東経135度20分09.3秒
兵庫県指定天然記念物(1970年3月30日指定)(注5)
撮影年月日 2010年6月4日

注1)篠山市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による
注4)1999年4月1日、多紀郡内の4町が合併して篠山市誕生。旧行政区は多紀郡篠山町。さらにその後2019年5月1日、市名を篠山市から丹波篠山市に変更
注5)指定年月日は兵庫県教委のPDF版一覧表による。上記案内板では1970年3月27日となっている





 京都府との県境近くで、173号と372号の2つの国道が斜めに交差する。その交差部分が300mほど、両国道の重複区間となっている。安田の大杉は、重複区間の東端交差点の南に立っている。
 大杉が立つ場所は、少し土盛りしてあるように見える。そしてその上に小さな祠がある。これは貴船大明神を祀る小祠で、1.5kmほど東に鎮座する住吉神社の末社だという。
 祠は小さいが、神木の大杉は大きい。
 主幹が東に斜上し、傾いた側の一の枝が大きく発達している。かなり大きな力のモーメントが働いていると思うが、それを力強い根が支えている。上空の枝は、境内全体を覆ってしまいそうな勢いだ。
 案内板によれば、この大杉には「甚七森」の通称があるという。由来については何も記されていないので、甚七が何者なのか知らないが、兵庫県でも、巨木を「…森」と呼ぶことがあることを知った。
 
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