ページタイトル:神明社の大シイ サイトのシンボル

画像:神明社の大シイ_1

画像:神明社の大シイ(全景)

画像:神明社の大シイ_2
名称 神明社の大シイ (しんめいしゃのおおしい)
名称の典拠 「日本の天然記念物」(注1)
樹種 スダジイ
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 6.8m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 愛知県西尾市上永良町宮東
 
〃 3次メッシュコード 5237−20−49
 
〃 緯度・経度 北緯34度52分31.5秒
           東経137度06分49.6秒
国指定天然記念物(1932年4月19日指定)
撮影年月日 2008年2月10日

注1)1995年3月20日、講談社が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)1990年3月に設置された金属製の立派な案内板による(設置者名不詳)





 広田川右岸、上永良町(かみながらちょう)の神明社に、国指定天然記念物のスダジイが立っている。
 訪問時現在、数ある椎の巨木たちのなかで、国指定は、称名寺のシイノキ(宮城県、1943年8月24日指定)、堂形のシイノキ(石川県、これも同日に指定)、伯耆の大シイ(鳥取県、1937年4月17日指定)と合わせて全部で4本しかない。雄姿を期待して訪れたのだが、残念ながら衰えばかりが目立つようだ。
 指定の理由は、「目通幹圍(囲)八メートル餘(余)/主幹ノ上部ハ朽チタルモ數(数)本ノ太キ枝擴(拡)リ出テ欝蒼タル樹形ヲ成ス/椎ノ巨樹トシテ有數(数)ノモノナリ」ということらしい。
 全国で最初に国指定を受けたスダジイである。あるいはフライング気味の指定だったかと、訝りの気持ちもあったのだが、この理由の通りならば、事実すばらしい巨木だったわけだ。
 その頃に出会ってみたかった。
 
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