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名称 御前山神社のスギ (ごぜやまじんじゃのすぎ)(注1) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 5.0m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 新潟県糸魚川市御前山 〃 3次メッシュコード 5537−37−53 〃 緯度・経度 北緯36度57分54.7秒 東経137度54分53.2秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2005年5月29日 注1)もともとは「ごぜんやま」であろうが、地元の方は「ごぜやま」と発音する 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 山王森大欅の立つ海川谷から、巨木の森の山寺日吉神社に直接向かおうとすると、鋸岳(1631m)、鬼ヶ面山(1591m)、駒ヶ岳(1487m)と連なる山塊の中腹を通らなければならない。御前山集落は、ちょうどそのあたり。標高は500m弱。 御前山には天台寺門宗の古刹雲台寺があり、斉明天皇元年(654)、法道が駒ヶ岳に磨崖仏を刻んだことに始まるという。確かに駒ヶ岳の山容からは、一見して、人を寄せ付けない威厳が感じとられる。「御前山」の地名も、駒ヶ岳と無関係ではないのだろう。 残念ながら、御前山神社については、ほとんど何も知らない。 こちらは、集落の中に鎮座している。境内には、いわゆる社殿が見あたらず、コンクリート製の簡素な建物が1棟あるのみ。豪雪を考えてのことだろうか。 スギに囲まれた境内の中ほどに立つ大杉がこれ。平地に立つため、雪国独特の根曲がりもなく、すらっと姿がよい。 他に鳥居背後の両翼を固めているスギも見事だが、これより一回りは小さいようだ。 |
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