ページタイトル:善福寺の千年杉 当サイトのシンボル

画像:善福寺の千年杉(幹と並ぶ) 名称 善福寺の千年杉 (ぜんぷくじのせんねんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 8.3m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 高知県高岡郡檮原町田野々
 〃 3次メッシュコード 5032−17−15
 〃 緯度・経度 北緯33度26分02.4秒
           東経132度56分44.1秒
檮原町指定天然記念物 (1963年2月28日指定)
撮影年月日 2012年3月29日

注1)高知県緑化推進委員会と檮原町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による





 檮原川右岸、越知面小学校の北東高台に立つ大杉。国道440号からよく見える。
 石垣上、急斜面に立っていて、根元の高低差が大きい。下から見上げた迫力は、かなりのものである。
 小道を辿って上面に出ると、石塔の残欠らしき石がかためて置いてあった。案内板によれば、大杉自体も数基の墓石を巻き込んでいると言われている。
 樹勢は良さそうなのだが、残念なことに頂部を欠いている。強風でへし折られたらしい。
 その頂部だが、桃原の牡丹杉のように、牡丹杉化していたようだ(土佐の自然「植物アラカルト」より)。牡丹杉は、もくもく沸き立つように葉を密出するのが特徴。遠望すると、緑色のビロード塊のように見える。
 その肝心の部分を失ったことは、重ね重ね残念なことであった。
 
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