名称　山寺日吉神社のスギ 　　　　（やまでらひよしじんじゃのすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　２５ｍ（注1） 目通り幹囲　５．８ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　新潟県糸魚川市山寺 　〃　３次メッシュコード　５５３７−３７−１２ 　〃　緯度・経度　北緯３６度５６分０９．３秒 　　　　　　　　　　　東経１３７度５４分３３．３秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１８年５月５日 注1）「新潟の大杉と天然杉」による。見た感じではもっと細いように思えたが、私の思い違いかも知れない 　入口にトチノキの巨木が立つ山寺の日吉神社を訪ねた。今回は、裏山に立つ大杉に会うためである。 　境内を取り巻く樹林内に目を凝らしつつ探してみると、社殿の後方に急傾斜の沢があり、その右岸側上部にそれらしき樹冠が見えた。沢を直接登るのは危険に思えたが、上の方で沢を横切ることが出来そうなので、左岸側の足場の良さそうなところを選んで直登。 　ずいぶん苦労して辿り着いてみれば、大杉の先では勾配も極めて緩く、今は草に埋もれているが、踏み分け道らしきものもあった。南からぐるっと回ってアプローチするのが本来のルートのようだ。（帰りは、その道を辿って葛折りを下り、自動車参道の途中に出た） 　枝打ちされたことのない荒々しい姿の大杉である。注連縄は無いが、ほかのスギたちとはひと味違う姿に、人々は畏敬の念を持って接してきたのではあるまいか。 　帰宅後、グーグルの航空写真で位置を確認したら、背後に少し離れて道路が見える。もしかしたら、そこからのルートもあるのかも知れない。