ページタイトル:山田のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:山田のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 山田のイチョウ (やまだのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 宮崎県都城市山田町山田(注3)
 〃 3次メッシュコード 4731−60−01
 〃 緯度・経度 北緯31度50分27.2秒
           東経131度00分40.9秒
宮崎県指定天然記念物(1939年1月27日指定)
撮影年月日 2012年8月5日

注1)2000年12月20日に旧山田町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2006年1月1日、都城市に合併。旧行政区は北諸県郡山田町





 下椎屋集落で、県道417号(牛ノ脛山田線)と別れ、山田川右岸を石風呂集落に向かって800m程走ると、左手に樹冠が見えてくる。道路脇に案内板もある。
 大イチョウは、私有物である。建物からは少し離れた私有地に立っている。撮影の許可をお願いして快諾を得た。
 案内板によれば、所有者の先祖が合戦に出陣、負傷してしまった。それで、杖を突いて帰郷したのだが、その杖を畑に挿したままにしておいたところ、根づいてこの大イチョウになったという。挿した杖が芽吹いたというのは、「逆さイチョウ」によくある伝説である。
 雌株なので、8月ともなれば、もうたくさんのギンナンをつけている。大きさ、数の多さ、ともに第1級のように思われる。
 巨体ぶりもなかなかで、「去川のイチョウ」「下野八幡宮のイチョウ」をそれぞれ東西の横綱とすれば、宮崎県内では大関に相当する大イチョウとしてよさそうだ。
 
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