ページタイトル:上向黒姫神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:上向黒姫神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 上向黒姫神社のスギ
    (うわむかいくろひめじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県柏崎市折居上向
 〃 3次メッシュコード 5538−64−75
 〃 緯度・経度 北緯37度13分47.5秒
           東経138度33分36.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年5月6日

注1)全くの目分量
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 折居(おりい)は鵜川(うかわ)の上流部。鵜川の支流の一つ、黒姫山(891m)の西に発した折居川流域を中心とする一帯の大字名である。
 上向(うわむかい)は西進してきた折居川が山脈にぶつかって北に流れを変えるあたりの集落。左岸の高台に家々が散在する。
 上向から柏崎市中心部に出るには、鵜川の谷を15kmほども下らなければならない。海岸近くに立地する市街地に比べ、積雪も桁外れに多い。
 そんな理由からだろうか、人口流出に歯止めがかからないらしく、私が訪ねた時には、放棄され、雪につぶされてぺちゃんこになってしまった建物が多く見られた。
 集落人口の減少は黒姫神社にとっても大変な状況と察せられるが、それでも境内はきちんと整備されている。氏子の方々の努力に頭が下がる思いだ。
 表参道の突き当たり、石鳥居の横に左図の大杉が立つ。いわゆるオモテスギのタイプで、実測幹囲は528cm。
 この他に、4m台の大杉もあり、また参道の途中には、目分量で6.5mほどの株立ちのカツラもある。
 みな樹勢が良さそうだ。これらの巨木たちが今後もここで長生きできることを祈りたい。
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