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名称 宇太水分神社の夫婦杉 (うだのみくまりじんじゃのめおとすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 35m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 奈良県宇陀市菟田野古市場(うたのふるいちば) 〃 3次メッシュコード 5135−57−67 〃 緯度・経度 北緯34度28分29.3秒 東経135度58分14.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年5月18日 合併して宇陀市となる前の菟田野町(うたのちょう)の中心地区に宇太水分神社(中宮)が鎮座する。 いきなり余計な話で恐縮だが、赤尾の大楠の忍坂山口坐神社でもそうだったように、この宇太水分神社にも様々な読み方があるようだ。 奈良県神社庁の公式WEBサイトでは宇陀水分神社とされていて、読みは「うだみくまりじんじゃ」。ネット上ではこの読みを最も多く目にする。本殿が国宝に登録された際の読みも「うだみくまりじんじゃほんでん」だ。一方で、国税庁の宗教法人名簿では「うたみくまりじんじゃ」と「太」は濁らない。そして当の宇太水分神社の公式サイトでは「うだのみくまりじんじゃ」と「の」を入れて読んでいる。 どうしてこんなことになるのだろう。奈良県民は、読み方の違いに対しておおらかなのだろうか? さて、神社についての詳細は神社公式サイトをご覧いただくことにして、夫婦杉の話に移ろう。 夫婦杉は国宝本殿の右横(向かって左)。 途中から2幹に分かれているが根元は一つ。案内板によれば『根元は夫婦の和合を表しているようで大変めでたい木』なのだそうだ。そのため『縁結びを願う人、また夫婦円満や家内安全、子孫繁栄を祈願する』人が多いらしい。 立派な注連縄を付けていることから、神社では神木として大切にしているように思われる。 |
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