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名称 都萬神社のクスノキ (つまじんじゃのくすのき) 名称の典拠 なし 樹種 クスノキ 樹高 28mほか(注1) 今はもっと低い 目通り幹囲 8.9mほか(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 宮崎県西都市妻 〃 3次メッシュコード 4831−13−32 〃 緯度・経度 北緯32度06分54.0秒 東経131度24分14.3秒(注2) 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2012年8月1日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 注2)これは左上図のクスノキの位置 国指定天然記念物「妻のクス」がある都萬神社(つまじんじゃ)には、そのほかにも魅力的なクスノキが何本かある。 左上図が旧環境庁資料で8.9mとされている個体だろう。残念ながら頂部を失い、現在28mの樹高はない。 下図は、東から見て、「妻のクス」手前の低面に立つクスノキ。これは8.0mとされた個体だと思われる。(他にも2本ほど、「少し大きめの画像」に載せておいた) 都萬神社の歴史は古く、延喜式神名帳にもその名が見える。「都萬」は「妻萬」と書くこともあるようで、地元では「さいまんさま」と呼び慣わされているらしい。 天孫ニニギの妻コノハナサクヤビメを祭神とする神社で、当地で3人の子を産んだとする伝説が残る。身の潔白を証明するため、自ら産屋に火を放ったとする無戸室(うつむろ)や産湯に使ったとする「児湯の池」も近くにある。(これが児湯郡の地名のもとになったとか) 古事記の里に立つクスノキたちである。 |
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