ページタイトル:歳の神のクス 当サイトのシンボル

画像:歳の神のクス_1


画像:歳の神のクス_2
名称 歳の神のクス (としのかみのくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 13.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県宇土市網津町字馬門
 〃 3次メッシュコード 4930−04−27
 〃 緯度・経度 北緯32度41分13.8秒
           東経130度35分45.0秒
宇土市指定天然記念物(1979年5月9日指定)
撮影年月日 2011年8月7日

注1)2004年9月に宇土市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 国道57号を西に向かい、JR三角線住吉駅の手前で左折、網津川沿いの県道58号(宇土不知火線)を約1.5km南下する。そのあたりで馬門集落に向かう道を右折すると、100mほどでこの老クスノキの前に出る。
 クスノキは、大歳神社(おおとしじんじゃ)の境内に立っている。
 ご覧のように、大きな瘤をつけた幹は、経てきた長い年月を想像させ、古木に風格を与えているが、実はこれは支幹の1本に過ぎない。かつての雄姿は、こんなものではなかったはずだ。
 案内板によれば、200年前の「御鷹場切絵図(おんたかばきりえず)」に、その当時の姿が描かれているという。
 どんな姿だったのだろう。今はすっかり失われて大きな空間となっている中央部から、太い主幹が立ち上がっていたのだろうか。200年前の姿を見てみたいものだ。
 昭和45年(1970)調査の話も載っている。もうすでに中央幹はなく、大穴が開いていたようだ。支幹が5本あって、どの幹も斜上し、オオイタビ(蔓性の木本)が巻き付き、ぶら下がって異形をなしていたらしい。
 その後、天然記念物に指定され、オオイタビも除去されて、現在の姿となった。
 一時期よりも樹勢は良くなったそうだが、もう中央幹が回復することはない。
 「郡浦の天神樟」「栗崎の天神樟」と並び称せられた巨樹の記憶とともに、せいぜい長生きしてもらいたいものだ。
 
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