|
|||||
名称 天神宮のケヤキ (てんじんぐうのけやき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ケヤキ 樹高 13m(注2) 目通り幹囲 10.5m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 長野県上田市岩下 〃 3次メッシュコード 5438−42−42 〃 緯度・経度 北緯36度22分21.6秒 東経138度16分57.5秒 上田市指定天然記念物(1977年3月12日指定) 撮影年月日 2002年8月31日 注1)1977年3月に上田市教育委員会が設置 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 1991年に旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林」によれば、目通りの太さは大六のケヤキに次いで、長野県第2位のケヤキ。しかし、落雷の被害などで樹勢が衰えていて、第3位とされる木ノ下のケヤキなどより見劣りしてしまう。 むしろこの木の魅力は、ブロック塀を跨いでうねる幹姿にありそうだ。順境にあってスクスクと育った木も見て気持ちがよいが、この木には、苦労に苦労を重ねて年老いた、いぶし銀の輝きを感じる。これはこれで、生命のすばらしさを見た思いだ。 実は、この木と並んで、東側に大ケヤキがもう1本ある。下の写真の後方に少し見えているのがそれ。いずれも落雷を受けて損傷した経歴を持つが、東側の木の方が傷が深かったようだ。根元に至る裂傷を得て、中心部を失ってしまった。 でも、木の生命は諦めなかった。背丈は縮んでしまったが、まだまだ一生懸命に枝を広げ、葉を茂らせている。 あやかりたいものだ。 |
|||||