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放牧場から信濃川を見る |
名称 澤山神社の大杉 (たくさんじんじゃのおおすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 10.9m(注3) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 新潟県小千谷市塩殿(しおどの) 〃 3次メッシュコード 5538−76−35 〃 緯度・経度 北緯37度16分51.6秒 東経138度49分00.6秒 小千谷市指定天然記念物(1989年7月20日指定) 撮影年月日 2002年8月23日(左の画像) 2020年8月10日(少し大きめの画像) 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)同上。ただし、上記の値は分かれた4本の幹囲の合計。調査実施要項どおりに測定したものだが、実感とは異なる。幹が分かれる位置の直下での幹囲は、私の目測では7.9m。(私の目測法はここ) 山本山放牧場の一角に沢山神社があり、そこに大杉が立っている。地上1.2mほどで4幹に分かれているので、背は低く、全体にこんもりした姿をしている。 この辺りは信濃川が大きく蛇行する場所で、放牧場からの眺めが美しい。 案内板によれば、沢山神社は「沢山様(たくさんさま)」とも呼ばれ、水の神様を祀っている。この神様は「玉百合姫」という蛇なのだそうだ。 ここは塩殿・山本・上片貝3集落の接点にあたる。その昔、それぞれの代表者が、この付近を歩きながら境界を決める談義をしていた。しかし、なかなか決まらず、「もうたくさんだ」と今の場所を境界に定めたことから「沢山様」と呼ばれるようになった、と伝わっているそうである。 |
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