ページタイトル:高見川のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:高見川のケヤキ 名称 高見川のケヤキ (たかみがわのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 奈良県吉野郡東吉野村小(おむら)
 〃 3次メッシュコード 5135−47−69
 〃 緯度・経度 北緯34度23分27.4秒
           東経135度59分08.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年9月9日

注1)環境省巨樹データベース(2022年計測)





 東吉野村西部に、高見川(たかみがわ)に四郷川(しごうがわ)、日裏川(ひうらがわ)の2つの流れが合流して、川幅が急に広くなる場所がある。そこに鎮座するのが丹生川上神社(中社)だ。主祭神は水の神である罔象女神(みつはのめのかみ)。
 境内に叶大杉(千年杉とも)があって、2009年に訪ねたことがあるが、今回の目的は神社前を流れる高見川の川原に立つケヤキ。2009年には全く気づかなかったが、今回の奈良訪問計画立案中、環境省巨樹データベースで知った。
 神社に詣で、大杉とも再会の挨拶をした後、鳥居近くの階段で川原に下りる。ケヤキまでは右岸の水辺を下流方向に500mほど。
 ケヤキは岩の上に根を張り、川面に身を投げ出すように立っていた、
 野性味溢れる力強い姿のケヤキである。
 高見川右岸を県道220号(大又小川線)が通る。実は、ケヤキと県道は15mほどしか離れていない。しかし、あまりに近いため根元付近が見えず、こんな巨木だとは思いもよらないことだろう。道理で車窓からはわからなかったはずだ。
 仮にもしお分かりになったとしても、県道の下は崖になっていて、直接ケヤキに向かうのは危険だ。上記のように川原を歩いて向かうことをお勧めする。(従って、増水時には無理)
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