ページタイトル:日枝神社のイチイガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:日枝神社のイチイガシ 名称 日枝神社のイチイガシ
    (ひえじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 静岡県伊豆市修善寺(注4)
 〃 3次メッシュコード 5238−37−64
 〃 緯度・経度 北緯34度58分18.0秒
           東経138度55分42.8秒
静岡県指定天然記念物(1957年5月13日指定)
撮影年月日 2020年2月3日

注1)伊豆市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「日本の巨樹・巨木」による
注3)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注4)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡修善寺町





 伊豆の名刹修禅寺の隣に日枝神社が鎮座する。もとは修禅寺の鎮守だったが、明治の神仏分離で修禅寺から分かれた。
 拝殿に向かって右側、裏山に登る山道の入口にイチイガシ巨木が立つ。神奈川県指定天然記念物のイチイガシ巨木だ。
 九州では特大の巨木に育つこともあるイチイガシだが、北に向かうにつれ少なくなる。環境省巨樹データベースを調べると、幹囲が5mを超えるイチイガシは愛知県から1本静岡県浜松市から1本埼玉県から1本登録されているのみで、それより北の都道県からの登録はない。(この日枝神社のイチイガシは幹囲4.5mとされている。また、岐阜県にも、環境省データは4.8mだが実質5mを超えるイチイガシが1本ある) そんな状況ゆえ、このイチイガシも貴重な1本である。
 一段高い位置から境内を見おろす姿が力強い。
 なお、山道を少しだけ登った所にはカゴノキが立っていて、それもなかなか大きい。
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