ページタイトル:熊野神社の大いちい樫 当サイトのシンボルマーク

画像:熊野神社の大いちい樫(幹と並ぶ) 名称 熊野神社の大いちい樫
    (くまのじんじゃのおおいちいがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注3)
推定樹齢 300年以上(注4)
所在地の地名 岐阜県山県市小倉(こぐら)(注5)
 〃 3次メッシュコード 5336−25−28
 〃 緯度・経度 北緯35度31分36.6秒
           東経136度43分23.6秒
山県市指定天然記念物
撮影年月日 2018年11月24日

注1)山県市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)高地側地表面から1.3mの高さで実測。環境省巨樹DBでは480cm
注4)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注5)2003年4月1日、山県郡内の2町1村が合併して山県市誕生。旧行政区は山県郡伊自良村





 山県市役所から直線距離で西北西に約5.7km。伊自良川(いじらがわ)の支流、生原川(いきはらがわ)左岸に熊野神社が鎮座する。
 祭神は、家津御子神(けつみこのかみ)、速玉男神(はやたまのおのかみ)、熊野久須美命(くまのくすみのみこと) の3柱。創立年暦不詳だが、天正期より古くからあったのは確かなようで、天正12年(1584)銘の棟札が現存するらしい。
 石鳥居のすぐ横(向かって右)に、左図のイチイガシが立つ。
 岐阜県ではイチイガシ巨木は少ない。訪問時現在、環境省巨樹データベースにも3本登録されているのみである。予想以上の大きさに感激。
 地上4mほどで複数幹に分岐し、大きな樹冠を戴く。樹勢は良好なようだが、根元に大きな空洞が開いている。樹冠が大きいだけに、強風等の際に巨体を支えきれるかどうか少々心配である。
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