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名称 精進の大杉 (しょうじのおおすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 43m(注2) 目通り幹囲 10.4m(注2) 推定樹齢 1200年(注3) 所在地の地名 山梨県南都留郡富士河口湖町精進(しょうじ)(注4) 〃 3次メッシュコード 5338−14−98 〃 緯度・経度 北緯35度29分46.1秒 東経138度36分33.1秒 国指定天然記念物(1928年1月31日指定) 撮影年月日 2002年12月25日 注1)上九一色村が設置(設置年月不詳)。なお、天然記念物指定名称は「精進の大スギ」とカタカナ 注2)1991年に旧環境庁から刊行された「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)現地の案内板による 注4)2006年3月1日、富士河口湖町に合併。旧行政区は西八代郡上九一色村(かみくいしきむら) 中央自動車道の甲府南インターチェンジから、富士五湖の一つ精進湖(しょうじこ)に至る国道が358号線。精進湖トンネルを抜けて間もなく、右手に見える背の高いスギがこの大杉である。すぐ隣には上九一色村指定天然記念物の諏訪神社の大杉が背比べをしている。 これも諏訪神社の御神木。「諏訪神社の大杉」が一段高く、社殿のすぐ前に立つのに対し、こちらは少し離れて立っている。体格はこちらの方ずっと太く、樹齢も先輩なのだろう。 講談社「日本の天然記念物」からの孫引きだが、昭和5年(1930)に山梨県が刊行した「山梨県名木誌」に、天然記念物指定当時は、根元の北半分は土中に埋まり、約3mの石垣で囲われていた旨が記されているそうだ。 今は大杉の南に石垣があり、その下は耕地になっている。この石垣の位置が、以前はもっと北側にあり、大杉が身を半分乗り出していたということなのだろうか。それとも、北側は現在の平面よりさらに高く盛り土されていたのだろうか。 1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」によれば、山梨県内のスギでは、早川町の湯島の大杉に次いで、2番目に太いスギである。 |
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