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名称 燭台ブナ (しょくだいぶな) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ブナ 樹高 不明 目通り幹囲 3.5m?(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 秋田県にかほ市象潟町横岡(注3) 〃 3次メッシュコード 5840−50−82 〃 緯度・経度 北緯39度09分40秒 東経140度01分24秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2009年8月25日 注1)象潟町と由利森林管理署が連名で設置。それには「燭台」と記されていたが、これは「燭台」というニックネームがつけられた木、という意味であろう。私のサイトでは標記の名で呼ばせてもらうことにした 注2)実を言うと、訪問時はその形に魅せられ、幹囲のことなど脳裏に浮かばなかった。後日になって思い返してみて、「これくらいだったかな?」というところ(無責任で申し訳ない) 注3)2005年10月1日、由利郡内3町が合併して「にかほ市」誕生。旧行政区は由利郡象潟町 鳥海山麓、中島台レクリエーションの森。「あがりこ大王」に至る木道脇に、なんとも変わった樹形のブナが立っている。 この姿を、誰かが蝋燭(ろうそく)の3挺立てに見立て、命名した名が「燭台」(あるいは、西洋式の壁掛け蝋燭立て?)。それではあまりに即物的だと、「ニンフ(森の妖精)の腰掛」の別名もあるとか。 ニンフというと、森を守る、心の優しい清純な乙女を想像するのが普通だ。しかし、物語によっては、旅人を惑わせたり、姿を見た者の正気を奪うなど、悪さをすることもある。 私もこの木に出会った瞬間、脳裏から「幹囲」の概念が消失してしまった。 もしかしたら、このブナのニンフの仕業だったのかも知れない。 |
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