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名称 清徳寺のケヤキ (せいとくじのけやき) 名称の典拠 「能代市の古木・名木」指定名称 樹種 ケヤキ 樹高 23m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 440年(注1) 所在地の地名 秋田県能代市二ツ井町字比井野(ひいの)(注2) 〃 3次メッシュコード 6040−21−49 〃 緯度・経度 北緯40度12分16.3秒 東経140度14分13.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年5月16日 注2)2006年3月21日、能代市に合併。旧行政区は山本郡二ツ井町 「能代市の名木・巨木」に指定されたイチョウがある清徳寺にはケヤキ巨木もある。と言うか、境内(墓地)にはむしろケヤキ巨木の方が数が多く、大きさについてもケヤキの方が大きい。そしてそれらの最大木のケヤキもまた「能代市の名木・巨木]指定を受けている。 清徳寺の現在地への移転は今から200年と少し前、18世紀末らしい。 能代市公式ウェブサイトの説明では、その時既にケヤキの樹齢は200年を超えていたとしている。 樹木は自力移動ができないだけに、立地環境によって成長の早さに大きな違いが出ることは否定できないが、一般にケヤキは大工泣かせと言われるほどに材質が堅いにもかかわらず、成長は結構早い。学校の記念樹として植えられたケヤキなど、植樹後150年もたたぬうちに幹囲6mを超えることもある。 また、寺社境内の樹木については、江戸時代にはしばしば火の粉の飛散によるもらい火があったことから、火の粉を防ぐとともに、将来の再建用材として植えられることが多かった。 このケヤキの立地環境には成長の阻害要因が見当たらないことから、以上を考慮して、私見では移転時に植えられた可能性があるように思うのだが、どうなのだろうか。 |
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