ページタイトル:長内のシダレカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:長内のシダレカツラ 名称 長内のシダレカツラ
    (おさないのしだれかつら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カツラ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 2.4m(注2)
推定樹齢 110年(注2)
所在地の地名 秋田県鹿角市八幡平字長内
 〃 3次メッシュコード 6040−16−52
 〃 緯度・経度 北緯40度07分59.6秒
           東経140度46分26.1秒
鹿角市指定天然記念物(1977年2月4日指定)
撮影年月日 2024年5月16日

注1)天然記念物指定名称は「シダレカツラ1本」
注2)鹿角市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる





 JR花輪線八幡平(はちまんたい)駅の西南西約2.8km。県道191号(根瀬尾去沢線)が夜明島川(よあけじまがわ、注3)を渡る橋の名が曙橋(あけぼのばし)である。「夜明島」と「あけぼの」。橋に名をつけるにあたり、夜明けと呼応する名前をつけたのだろう。
 左図のシダレカツラは、その曙橋北詰のすぐ西。樹冠の見事な枝垂れぶりが車窓からも見える。(脇見運転注意)
 上記文化財紹介ページの説明を引用すると、『このシダレカツラは、明治27・28年頃(1894・95)長内の根本五郎が岩手県八幡平市石神から移したもので、鹿角に入ってきた最初の木であり、これから分株したものが市内数ヵ所に栽植されている』とのこと。道の駅近くの花輪高女跡のシダレカツラもその一つ。
 植えられたときは周囲が庭園のようになっていたようだが、今はほぼ「薮」に近い。生存競争に勢力を使わねばならない環境である。
 樹勢は悪くなさそうなのだが、今では花輪高女跡のシダレカツラに比べ、親木のこのカツラの方が小さくなってしまった。

注3)橋の手摺に取り付けられたプレートには「よあけわ」とあったが、国土交通省による河川名では「よあけじまがわ」となっているのでそれに従った
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