ページタイトル:大杉新田のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:大杉新田のスギ 名称 大杉新田のスギ (おおすぎしんでんのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県南魚沼市大杉新田(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−57−21
 〃 緯度・経度 北緯37度06分40.6秒
           東経138度53分03.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年7月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2004年11月1日、大和町・六日町の2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡六日町





 JR上越線五日町駅から直線距離で南西に約1.7km。おおまき小学校の西で県道521号(欠ノ上五日町線)沿いに広がる集落が大杉新田である。
 ただし、左図の大杉が立つのは集落内ではなく、西に800mほど離れた山中の樹林内。
 集落北部に開く谷を登って行くと、尾根の近く、右ヘアピンカーブの手前で左に入る道がある。そちらに進むと間もなく左側に大杉の姿が見える。
 ここに至る途中、どこにも大杉の存在を示唆するような表示の類は無く、大杉の近くにも何も標識らしき物は無いのだが、大杉の手前には広い駐車スペースがある。まさか大杉見学者のために作られたのではないと思うが…。
 大きさはまだ序の口程度だが、樹姿が凄い。
 単幹で立ち上がったあと、幹の途中で何かが爆発したかの如く、突然数多くの支幹を吹き出し、それらがみな天を目指す。新薬師寺の国宝伐折羅大将(ばさらたいしょう)像の怒髪天を衝く形相を連想した。いわゆる「玉杉」とも異なる姿で、全身に怒りをみなぎらせているかのよう。
 千本杉だけで比べればなかなかの大物である。しかも若くて元気。千本杉仲間の一派閥代表と言っていいかもしれない。(同じ千本杉でも円蔵寺の箒杉などとは樹形が異なる)
 集落からの道は狭いが、大杉の少し手前まで舗装されている。上記の分岐まではほぼ一本道なので、道を間違うこともないと思う。
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