ページタイトル:円蔵寺の箒杉 当サイトのシンボルマーク

画像:円蔵寺の箒杉 名称 円蔵寺の箒杉 (えんぞうじのほうきすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 3.2m(注2)
推定樹齢 160年(注2)
所在地の地名 福島県河沼郡柳津町柳津字寺家町
 〃 3次メッシュコード 5639−25−38
 〃 緯度・経度 北緯37度31分59.6秒
           東経139度43分31.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年7月7日

注1)根元に「箒杉」と書かれた樹名柱があったが、同名の杉は全国各地にあるので、所有者の名を冠した
注2)福島県公式ウェブサイト中、会津若松建設事務所の「ふるさと回廊あいづ(名木)」による





 阿賀川(あががわ)の支流只見川(ただみがわ)右岸に臨済宗妙心寺派の古刹霊岩山円蔵寺がある。(正式には圓蔵寺)
 本尊は釈迦如来だが、むしろ虚空蔵菩薩の方が有名で、円蔵寺の名は知らなくても、「柳津(やないづ)の虚空蔵(こくぞう)さん」の名を知る人は多い。今も多くの参詣者を集めるお寺だ。
 箒杉は、境内の奥の方(JR只見線に近い側)。円蔵寺会館の手前に立っている。
 幹回りは3m程度で、まだ巨木としての迫力はないが、途中から数多くの支幹を派生する独特の枝振りが面白い。しばしば千本杉と呼ばれるタイプである。
 全体の外観は、植林されたスギのように尖った頂部を持つ円錐形ではなく、細長く引き伸ばした綿菓子のよう。
 そして、樹下に立って見上げると、千本杉と呼ばれる理由がわかる。
 初めてこのタイプのスギをご覧になる方は、きっと驚かれることだろうと思われる。
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