ページタイトル:上大内沢国有林の大杉 当サイトのシンボルマーク

画像:上大内沢国有林の大杉(幹と並ぶ) 名称 上大内沢国有林の大杉
    (かみおおないざわこくゆうりんのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 56m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 秋田県北秋田郡上小阿仁村大林字上大内沢
 〃 3次メッシュコード 6040−02−40
 〃 緯度・経度 北緯40度02分13.1秒
           東経140度15分03.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月13日

注1)大杉の横に設置された「上大内沢天然スギ指標」説明板による(2001年度調査)
注2)それには胸高直径(地上1.2m)が222cmであると記されていたので、その値を円周率倍した





 左図は、「森の巨人たち100選」に選ばれたコブ杉の近くに立つ大杉。
 根元の「指標」によれば、この国有林内の天然杉704本中、最大の幹囲を有し、樹高も最も高いらしい。ほかに「幹材積」という指標があって、1本の単材積が65.1立方mだそうで、これも一番だそうである(2001年調査)。建築材の中ではスギ乾燥材の比重は小さく、約0.38だそうだから(「木材博物館」ウェブサイトによる)、単純計算では、これ1本から24.7トンの材木がとれることになろうか。(実際には端材も多く出ることだろうから、計算通りになるはずもないが)
 林内に「精英樹展示木」のスギもあった。『高く、太く、早く、素直に育ち、大きくなったときに木材として利用価値が高く』なるような性質を持ち、『まっすぐで病害虫にかかっていない木』を精英樹として選び、品種改良に役立てようということらしい。姿の良い秋田杉のなかでも特別の超エリートである。
 全国の人工林のスギたちが、まるで制服を着たかのように、みな同じ姿をしているのは、そもそも人間にとって都合が良いものを選び、苗を作って植えたからである。(最近では、スギ花粉をあまり出さない精英樹というのもあるらしい)
 私のようなひねくれ者は、形が暴れまくってあまり利用価値のなさそうな大杉の方により魅力を感じてしまうが、このスギのように素直な姿のスギでも、これだけ大きくなると話は別である。
 天然林内の王者の貫禄が感じられた。
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