名称　コブ杉　（こぶすぎ） 名称の典拠　「森の巨人たち１００選」案内板（注1） 樹種　スギ 樹高　４０ｍ（注2） 目通り幹囲　３．８ｍ（注2） 推定樹齢　２３０年（注2） 所在地の地名　秋田県北秋田郡上小阿仁村（かみこあにむら）大林上大内沢 　〃　３次メッシュコード　６０４０−０２−４０ 　〃　緯度・経度　北緯４０度０２分１１．７秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度１５分０３．０秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１９年５月１３日 注1）林野庁と上大内沢コブ杉保存協議会が連名で設置 注2）上記案内板による 　国道２８５号沿いの道の駅「かみこあに」から、国道を南に向かって道なりに約４．３ｋｍ、大林集落で右折して県道３７号（琴丘上小阿仁線）に入り、６００ｍほど走ってさらに右折する（分岐点に「コブ杉」と書かれた立派な看板あり）。この道は上大内沢に沿って谷を遡り、舗装が切れる直前、左手に山村広場の駐車場がある。ここがコブ杉への入口だ。 　駐車場にコブ杉までのルート図が掲示されている。分岐点が数ヶ所あるので図を頭に入れておいた方がよいが、階段部分を登りきらず、階段部分の途中から右に折れることさえ間違えなければ、そう分かり難い道ではない（途中にも案内表示が出ている）。駐車場からコブ杉までは、およそ１０分の登り。（熊除け鈴などの準備は必要と思う） 　ここはスギ主体の国有林ということで、訪ねる前は人工林を予想していたのだが、実際は天然林であった。森を形成するスギも大小さまざま。それらがみな競うように背が高いのは、さすが秋田杉。 　そのうちの１本がコブ杉で、（特異な形状ゆえに？）「森の巨人たち１００選」に選ばれた。 　上記の幹周データはどこを測ったのだろうか？　コブの周囲を測ればもっと数値が大きくなると思われるし、その下のコブの無い部分は３ｍまであるかどうか。（コブ杉は、林内のスギたちのなかで、どちらかというと細い方に属する） 　それにしても見事なコブだ。 　私もその一人だが、遠くからわざわざこのコブを見に来る者がいることも十分に肯ける。