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名称 日光街道のスギ (にっこうかいどうのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 不明 目通り幹囲 9.0m(注1) 推定樹齢 350年以上(注2) 所在地の地名 栃木県日光市七里 〃 3次メッシュコード 5539−05−81 〃 緯度・経度 北緯36度44分18.0秒 東経139度38分20.9秒 国指定特別天然記念物(1956年10月31日指定)(注3) 撮影年月日 2012年9月27日 注1)太い方のみの実測値 注2)最初期のスギたちは、寛永2年(1625)頃から慶安元年(1648)までの間に植えられたことがわかっている 注3)1954年3月20日、「日光杉並木街道 附 並木寄進碑」として国指定天然記念物となり、さらにこの日、特別天然記念物に指定しなおされた 観光協会などのWEBサイトでは、並木太郎と名付けられたスギが、並木中で最大とされている。実際、そのように記した案内板が立てられているので、そう思い込んでいる人も多いのではなかろうか。 しかし、注2に記したように、日光杉並木の大杉たちは、どれも350年以上の樹齢を持っている。いくら街道沿いの地味が痩せた土地に植えられたにしろ、最大でも幹囲6mに満たないことはあるまいと思っていた。 やはり、もっと大きいスギはあった。 目通りの高さで測ると、並木太郎の直径は、私の身長以下である。このスギは、その高さでは、まだ2本がくっついているので、分岐部分(私の頭のすぐ上)で幹囲を測定したところ、9mをわずかに超える値を示した。 「日光杉並木」と呼ばれる杉並木は、総延長が35km以上もある。その全てを調査したわけではないので、確かなことは言えないが、このスギが並木中の最大木ではないだろうか。 並木太郎の近くに立っている。おぼろげな記憶では、100mほど日光寄りだったような気がする。 なお、このあたりの杉並木は国道119号である。交通量が多く、付近に駐車スペースも無いので、そのつもりでご訪問を。 |
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