ページタイトル:生瀬中学校のヤマザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:生瀬中学校のヤマザクラ 名称 生瀬中学校のヤマザクラ
    (なませちゅうがっこうのやまざくら)
名称の典拠 なし
樹種 ヤマザクラ
樹高 不明
目通り幹囲 4.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県久慈郡大子町内大野
 〃 3次メッシュコード 5540−13−43
 〃 緯度・経度 北緯36度47分14.3秒
           東経140度25分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年4月4日

注1)「敷島一の桜を行く」による





 名瀑袋田の滝の水源の一つである大野川を県道33号(常陸太田大子線)が横切るあたり、県道に接して生瀬中学校がある。(中学校の敷地の方が県道より高い)
 学校沿革を拝見すると、昭和22年(1947)の創立というから、戦後の学制改革直後に誕生した中学校のようだ。
 左図のヤマザクラはグラウンドの南西、土手の上に立つ。グラウンドからは見上げる感じだ。
 この土手は人工物ではないだろうか。ならば、桜は土手が出来てから植えられたことになる。土手の築造が中学校創立の頃だとしたら、このヤマザクラの樹齢は80〜90年ほどだろうか。(このサクラを残すために、ここだけ削らずに残したとも考えられるが)
 複数幹から成るサクラではあるが、なかなかの大桜である。分岐前の部分で測れば5mくらいありそうだ。
 残念ながら、幹の先端が切られている。土手の上に立つ独立木であるから、風を遮ってくれる物がない。風で折れたか、もしくは落枝予防のためか。やむを得ないことなのだろう。
 花にも少し早すぎた。近くの外大野の桜地蔵桜は満開だったが、このヤマザクラは咲き初(そ)めたばかり。
 探訪のタイミングを合わせるのは難しい。
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