|
|
|
名称 外大野のシダレザクラ
(そとおおののしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 茨城県久慈郡大子町外大野(下大倉)
〃 3次メッシュコード 5540−13−73
〃 緯度・経度 北緯36度48分48.7秒
東経140度25分04.3秒
茨城県指定天然記念物(2005年11月25日指定)
撮影年月日 2020年4月4日
注1)2005年11月に大子町教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
福島県との県境近くに高見山(たかみやま、463m)があり、その東麓の谷に下大倉の集落がある。左図のシダレザクラはそのなかの一軒のお宅の裏手に立っている。
桜の手前には畑があったのではないかと思われるが、今は広場となり見物客に開放されているので、様々な角度から桜を堪能することが出来る。ありがたいことだ。
桜への入口に、コロナ・ウィルス感染拡大防止のため、祭りとお茶の接待は中止するが、桜自体は自由に見学できる旨の張り紙があった。逆に言えば、例年の満開時には、桜見物に来た人を歓迎して、お茶までふるまって下さるということだ。
それだけ自慢の桜だということなのだろう。
案内板によれば、水戸光圀がこの地を巡った折に手植えし、「他所へ移されても根付くな」と言ったとか。
私が訪ねたのは朝の8時半頃。私の他には、三脚にカメラを構えたお仲間が5〜6人。カメラ愛好家のグループだろうか。それとあと3〜4人。みなマスクをつけ、互いに接近しすぎないように気遣っている様子。グループ間の会話もなし。静かな鑑賞である。
曇天下だったこともあり、サクラもちょっと寂しげな様子に見えた。 |
|