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名称 中継のカツラ (なかつぎのかつら) 名称の典拠 なし 樹種 カツラ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 8.6m(注1) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 新潟県村上市中継(注3) 〃 3次メッシュコード 5739−54−77 〃 緯度・経度 北緯38度29分02.6秒 東経139度35分40.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年3月7日 注2)環境省巨樹データベースによる 注3)2008年4月1日、村上市に合併。旧行政区は岩船郡山北町(さんぽくまち) 中継川(なかつぎがわ)中流部、県道248号(山熊田府屋停車場線)沿いに中継集落がある。 現在の国道7号は海岸に沿って新潟・山形両県を結ぶが、かつての出羽街道は山中を通っていた。 村上から旧蒲萄峠(ぶどうとうげ)を越えて、漆山神社の近くを通り、大沢、大毎(おおごと)、小俣(おまた)を経由して出羽に抜けるのがそのルート。中継はその宿駅を勤めたという。(昔は中次と表記したようだ。松尾芭蕉も「奥の細道」紀行で逆向きにここを通っている) 本集落から下流側に1.3kmほど離れたところにも別の集落があり、その裏手に左図のカツラが立つ。県道からも樹冠部が見える。(脇見運転注意) 集落の東端、県道と並行する生活道路から延びる幅2mほどの草の道を歩いて行くと、孟宗の竹林を透かしてカツラの姿が見えた。 株立ちのカツラだ。折損枝があまり見られないのは、狭い谷の底部、山との境界部にあって、強風の通り道から外れているからだろうか。 環境省のデータでは幹囲632cm(1988年以前の調査値)。今もぐんぐん大きくなりつつあるところ。 |
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