ページタイトル:虫川太子堂のカツラ 当サイトのシンボル

画像:虫川太子堂のカツラ(幹と並ぶ) 名称 虫川太子堂のカツラ
    (むしがわたいしどうのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県上越市浦川原区虫川(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−53−85
 〃 緯度・経度 北緯37度09分14.9秒
           東経138度26分44.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月7日

注1)地上1.5m以下の高さに於いて、最も細くなっている部分を選び、瘤を避けて幹囲を計測した
注2)2005年1月1日、上越市に合併。旧行政区は東頸城郡浦川原村





 「ほくほく線」の駅名にまでなった虫川大杉の西約200mに立つカツラ。
 傍らの建物は「虫川太子堂」。なかを覗いてみると、厨子に聖徳太子孝養像が安置してあった。
 カツラは根元から3部分に分かれているが、いわゆる株立ちのカツラとは姿が異なる。少し離れて眺めると、特に根から幹にかけてのシルエットが、まるで全体で1本の木なのである。もとは1本にまとまっていたものが、枯損部分が生じて分裂したのかも知れない。今はあちらこちらで崩れかけて、隙間だらけ。
 幹囲の測定中、幹のどこからか、70〜80cmの若いアオダイショウが出てきて、また幹のどこかに消えた。このカツラを住処としているのだろう。
 空洞の具合を見るために拳(こぶし)で幹を叩いたりして、安眠を妨げてしまったに違いない。可哀想なことをした。
 
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