ページタイトル:籾山八幡社の大ケヤキ 当サイトのシンボル

画像:籾山八幡社の大ケヤキ_1

画像:籾山八幡社の大ケヤキ_2
名称 籾山八幡社の大ケヤキ
    (もみやまはちまんしゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 800〜1000年(注3)
所在地の地名 大分県竹田市直入町長湯(社家)(注4)
 〃 3次メッシュコード 4931−42−99
 〃 緯度・経度 北緯33度05分08.0秒
           東経131度21分45.7秒
大分県指定天然記念物(1943年7月13日指定)
撮影年月日 2010年3月26日


注1)1992年6月に直入町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年4月1日、竹田市に合併。旧行政区は直入郡直入町





 長湯ダムの人造湖から社家川に沿って北西に2kmほど入ったところに籾山八幡社がある。
 社家の地名はもちろん、周辺には他にも、大門、宮田、御供田などの地名が残っているそうだ。当地において、なかなか有力な神社だったのだろう。
 大杉の並ぶ参道を進むと、石段の手前、向かって左手に、立派な注連縄をつけた大ケヤキが待っている。
 逞しい根に支えられて、太く短い幹がでんと腰を据え、そこから多くの太い横枝が四方に伸びている。「蛸ケヤキ」と呼ばれることもある樹形だが、このケヤキについて言えば、「蛸」に例えるのは少々軽すぎる。大ケヤキから叱責されそうだ。
 幹や枝に多くの瘤があることも、この木の特徴と言える。最大の瘤の大きさは、幹に沿って測ると、高さ2m、幅4m弱、厚さ1mもある。
 威厳と樹勢の良さと、両方を備えたすばらしい大ケヤキだ。
 案内板では九州第3位とされているが、案内板設置後に熊本県山都町(旧矢部町)の妙見のケヤキが枯死してしまったので、2010年3月時点では、熊本県南小国町の竹の熊の大ケヤキに次いで、九州第2位の大ケヤキである。
 
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