ページタイトル:成穏寺のシダレザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:成穏寺のシダレザクラ 名称 成穏寺のシダレザクラ
    (じょうおんじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 長野県北佐久郡御代田町豊昇(ほうしょう)(梨沢)
 〃 3次メッシュコード 5438-34-52
 〃 緯度・経度 北緯36度17分48.3秒
           東経138度31分42.8秒
天然記念物指定 なし(注1)
撮影年月日 2023年4月9日

注1)2018年11月に再々建された標柱(設置者名不詳)。なお標柱には、斗栱を三つ組み合わせた文化財愛護のシンボルマークの下に「天然記念物」と大きく書かれているが、御代田町文化財一覧表や八十二文化財団の「信州の文化財検索」に該当しそうな桜は載っていない。そこで町の文化財担当者に確認させていただいたところ、文化財保護条例に基づく文化財(天然記念物)ではないとのお答えであった
注2)その標柱側面に記載されたデータによる





 大字豊昇の梨沢(なしざわ)地区には、半径100mほどの範囲内に、地域の宝とも言うべき巨木が3本ある。イチイサワラ、そしてこの桜だ。
 桜が立つのは集落の南西端付近、曹洞宗田月山成穏寺境内、本堂に向かって左手。樹下で花を見上げると、まるでピンク色の滝が流れ落ちてくるようだ。
 桜は元気が良さそうで、傷みは殆ど無く、樹冠の形も整っている。今のところ支柱の助けは不要。花色が濃いこともあって、妖艶な感じのする美しい枝垂れ桜だ。
 家々が建て込み、集落内の道は細いが、参詣者用の駐車場があるのも嬉しい。
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