ページタイトル:小貫・湿地のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:小貫・湿地のカツラ(幹と並ぶ) 名称 小貫・湿地のカツラ
    (こつなぎ・しっちのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 8.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県十日町市中条丁(小貫)
 〃 3次メッシュコード 5538−56−77
 〃 緯度・経度 北緯37度08分42.0秒
           東経138度50分47.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年5月14日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による





 小貫は山間の小さな集落である。
 巨木ファンからは新潟県指定天然記念物の大杉があることで知られるが、「新潟の大杉と天然杉」でカツラ巨木が2株あることを知り、会いに行った。
 さて、それらをどう呼び分けたらよいか。困った末、標記のように名付けてみたのだが、相変わらず芸のない名前で申し訳ない。
 そのうち1株は、葛折りに登る県道388号(西枯木又堀之内線)沿いに人工林や小さな水田や耕作放棄地が散在するなか、水田近くの小さな森があって、その内部がごく小さな湿地になっている。そこに立つカツラである。(季節によっては乾いているときもあるかも知れない)
 道路からすぐ近くなのだが、敢えて訪れる人はいないのだろう。踏み分け道もなく、少々藪こぎをして樹下に立った。
 株の大きさに比して幹は細い。比較的太い幹のなかには枯れたものも見られる。第二世代のカツラなのではないかと思われる。
 車窓からは見えにくいので、遠望してカツラの樹形を見分けられる方でないと、会うのは難しいかも知れない。
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