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名称 観音寺の桜 (かんのんじのさくら) 名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」 樹種 エドヒガン 樹高 不明 (高い) 目通り幹囲 5m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 福島県郡山市中田町木目沢(なかたまちこのめざわ)字道内(どううち) 〃 3次メッシュコード 5640−04−41 〃 緯度・経度 北緯37度22分36.1秒 東経140度31分01.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年4月14日 この桜が立つ真言宗豊山派想照山観音寺は、著名な紅枝垂地蔵ザクラから南東に570m、巨大な子授け桜からは南西に500m、五斗蒔田桜からだと北北東に約400m。この桜を含め、いずれも幹囲4m超の大桜たちである。(なんと密度が大きいことか) 観音寺の桜は、それら3者に比べて注目度が低いように思えるが、何故なのだろう。周囲が開けておらず、写真映えしにくいからだろうか。 単幹で幹囲5m、大枝を多く残して、大きな樹冠を戴いている。枝垂れてはいないが、花色が濃くて美しい。私はすっかり惚れ込んでしまったが。 撮影していると、私のほかに見物客がもう一人増えた。私より少し若そうな熟年男性だ。 「今年は満開になった後に風雨に遭わず、花が長く見られていいですね」と声を掛けたら、この桜はやっと満開になったばかりだと教えて下さった。何度も見に来ておられる様子だった。やはり隠れたファンはいるのだ。 観音寺の位置については詳細を省くが、地理院地図で中田町木目沢地内に記された寺院マークは一つしかない。そこが観音寺である。 |
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