ページタイトル:稲荷神社の子授け桜 当サイトのシンボルマーク

画像:稲荷神社の子授け桜(幹と並ぶ)

画像:稲荷神社の子授け桜
名称 稲荷神社の子授け桜
    (いなりじんじゃのこさずけさくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜
樹種 エドヒガン
樹高 不明 (高い)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 福島県郡山市中田町木目沢(なかたまちこのめざわ)字道内(どううち)
 〃 3次メッシュコード 5640−04−52
 〃 緯度・経度 北緯37度22分45.0秒
           東経140度31分19.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月3日

注1)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注2)「名桜・古桜・一本桜」による





 木目沢道内は、三春ダムから直線距離で南東に約5km。蛇石川(じゃいしがわ)右岸の高台にある。
 子授け桜が立つのは稲荷神社の参道つきあたり。(鳥居額には「正一位稲荷大神」と記されているが、これは祭神の官位+名前であって神社の名前ではない)
 左下図でお分かりのように、樹冠の大きさがすばらしい。合体木ではあるが、幹囲591cmの大桜だ。花色も濃く、なかなか見応えがある。これで7〜8分咲きくらいだから、満開になれば、さらに厚みを増して豊かな感じになると思われる。
 しかし、シダレザクラでないからか、私が思うほどには有名でないらしく、訪ねる人は多くないのだろう。桜の近くに駐車可能な場所は見つからなかった。(かなり遠くから歩いた)
 半分朽ちて読めなくなった案内板に、「子授け桜」の由来が記されていた。読める範囲を追ってみると、「御神木の由緒/子授け櫻/この櫻の幹に・・・のとこ・・・だ・・・すると子供が授かるとのお告げ・・・/正一位稲荷神社」とある。
 幹の裏側に回って、意味するところがわかった。
 幹の途中にそれらしい一物があって、その高さまで梯子を掛けてある。(「少し大きめの画像」に掲載)
 桜は雌雄異株ではないのだが、これを見た後では、堂々たる体躯と相まって、この桜が雄株の桜のように思えてきた。
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