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名称 平清盛公ノ木 (たいらのきよもりこうのき) 名称の典拠 現地の樹名板(注1) 樹種 クリ 樹高 30m(注2) 実際はもっと低い 目通り幹囲 5.0m(注2) 推定樹齢 800年(注3) 所在地の地名 栃木県日光市湯西川(ゆにしかわ)(注3) 〃 3次メッシュコード 5539−34−57 〃 緯度・経度 北緯36度57分45.3秒 東経139度35分10.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年10月5日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による 注3)上記樹名板による。「日本の巨樹・巨木林」では100〜199年 注4)2006年3月20日、日光市に合併。旧行政区は塩谷郡栗山村 上記「日本の巨樹・巨木林」でこのクリの存在は知っていたのだが、データを見ると、樹林内にある個人所有のクリとなっている。きっと分かり難い場所にあるのだろうと、会うのは諦めていた。 ところが「少遠景」を拝見してびっくり。樹林は「栗山森林公園」として公園化されていて、もちろん誰でも自由に訪ねることが出来るし、グーグル・ストリート・ビューで確認すると、平家の里駐車場のすぐ近くに、この「平清盛公ノ木」も見えるではないか。これなら会いに行かない手はない。 訪ねてみると、コンパクトながら、なかなか素敵な森林公園であった。(モミの巨木もある) なかで特に目立つクリが2本。それぞれ平家の最盛期を築いた平清盛とその子重盛の名がつけられている。 平家の名がついたのは、ここ湯西川には源平合戦の後、生き残った平家の落人が逃れてきた地、つまり平家の隠れ里伝説があるからである。 それからずいぶん時間が流れたが、ここでは、ひっそりと静かに暮らすことが習いとなり、今も『湯西川では鯉のぼりをあげず、鬨(時)を告げる鶏は飼わない』のだそうである。(「平家の里」公式ウェブサイトによる) |
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