ページタイトル:北中里のエノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:北中里のエノキ 名称 北中里のエノキ (きたなかざとのえのき)
名称の典拠 「芳賀の文化財第24集」(注1)
樹種 エノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注3)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 栃木県真岡市中
 〃 3次メッシュコード 5439−57−05
 〃 緯度・経度 北緯36度25分14.3秒
           東経139度56分17.6秒
栃木県指定天然記念物(1992年2月28日指定)
撮影年月日 2023年9月25日

注1)2011年に芳賀郡市文化財保護審議会連絡協議会が刊行。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記「芳賀の文化財」による
注3)「少しだけ遠くの風景」による





 県道320号(二宮宇都宮線)鬼怒大橋(きぬおおはし)の南約1.4kmの鬼怒川左岸(東岸)堤防下に立つエノキ。
 堤防と流路の間は、南北に細長いゴルフ場(もおか鬼怒公園ゴルフ倶楽部)で、芝生が広がっているため、堤防上を走る道路からエノキがよく見える。(脇見運転注意)
 エノキが立つのは堤防の最下点から20mほどの距離。一見した印象ではゴルフ場のエノキのように見えるが、所有者は北中里自治会だと上記「芳賀の文化財」に書いてある。グリーンに立ち入ったりしなければ、自由に見学出来ると思われる。(ただし見学者用通路が設けてあるわけでないので、堤防の斜面を下って直接エノキに向かうほかない)
 すばらしいエノキである。2本の合体木と思われるが、見事にくっついていて、遠目にはまったく一本の木。姿の美しさが際立つ。
 落葉樹では冬の寒々とした姿よりも、葉を纏った姿の方が美しく思えるのが普通だが、このエノキについては、裸の姿が美しいように思われる。幹と枝だけで、もう完璧な美を体現している。上記「少しだけ遠くの風景」掲載の写真を見てそう思った。(私の撮影技術が未熟なことは棚に上げておく)
 同サイトは、栃木県内では『練貫のエノキと双璧を成す』と感想を載せている。全く同感である。
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