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名称 亀山八幡宮のシンパク (かめやまはちまんぐうのしんぱく) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ビャクシン 樹高 19m(注2) 今はもっと低い 目通り幹囲 4.8m(注2) 推定樹齢 400年以上(注3) 所在地の地名 香川県小豆郡小豆島町池田(注4) 〃 3次メッシュコード 5134−51−79 〃 緯度・経度 北緯34度28分43.6秒 東経134度14分09.9秒 小豆島町指定天然記念物(1983年4月27日指定) 撮影年月日 2013年3月29日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)上記案内板による 注4)2006年3月21日、小豆郡内の2町が合併して小豆島町誕生。旧行政区は小豆郡池田町 瀬戸内海に浮かぶ島々や、四国の瀬戸内側の地域にはビャクシンが多いように思う。垣や庭木として植えている家も多いように見受けられた。この地の方々に好まれている樹種なのだろう。 小豆島内でも、宝生院のシンパクはじめ、真光寺、内海八幡神社(社叢全体としての指定)、それとここ亀山八幡宮を合わせて、計4ヶ所のビャクシンが天然記念物指定を受けている。文化財としてのビャクシン密度は極めて高い。 亀山八幡宮は、池田港を西に望む、標高20mほどの高台の上。随身門のすぐ前まで道が切られており、駐車場もあって便利。気楽に訪問できる。 随身門を入ると、きれいに手入れされた広場の周りを樹林が囲んでいる。 標記のビャクシンは、向かって右。広場と樹林の境目。 やや、斜めに傾いて立っている。案内板によれば、鉛直線から10度ほど傾いているという。樹皮は、下から見あげて左回りに捻れている。頂部が失われたのは、落雷の影響だろうか。 枝数が少なく、樹冠がやや小さい。少々貧相な感じもしなくもないが、そんな印象を持つのも、ビャクシン密度が高い地域ゆえの贅沢というものだろう。 客観的に見れば、十分に立派なビャクシン巨樹である。 |
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