ページタイトル:角田山登山道のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:角田山登山道のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 角田山登山道のケヤキ
    (かくだやまとざんどうのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県新潟市西蒲区稲島(注2)
 〃 3次メッシュコード 5638−56−38
 〃 緯度・経度 北緯37度46分48.0秒
           東経138度50分51.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年4月28日

注1)高地側地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2005年10月10日、新潟市に合併。旧行政区は西蒲原郡巻町





 昨年、「新潟の大杉と天然杉」のOさんから、稲島(とうじま)からの角田山登山道沿いに大ケヤキがあるとの情報をいただいていたので、平成最後の連休で遊びに来ていた孫たちと一緒に、角田山登山をすることにした。
 角田山(482m)は、弥彦山の北に位置する低山で、よく整備された登山道をいくつも持つことから、新潟市民を中心に、登山者が多い。稲島からのルートも主ルートの一つである。
 歩き始めるとすぐに稲島の大杉が立つ薬師堂がある。道はしばらくなだらかで、道幅も広い(最近整備し直されたようだ)。勾配は徐々にきつくなるが、大ケヤキのところまでは、散歩の延長と言ってもいいくらい。駐車場からの所要時間は約15分。
 大ケヤキが立つ場所は、市指定天然記念物「稲島の椿谷自然林」の一角。左図のケヤキ以外にも幹囲3mを超えるケヤキが数本立つが、主体はヤブツバキの大群落。極めて湿度が高いようで、幹のかなり上まで苔が厚く覆っている。
 ほかの木々と光を奪い合うような環境にあり、陽樹であるケヤキは、上に枝を伸ばさざるを得ない。そのため、ケヤキにしてはほっそりした樹形である。
 こんな環境ではあるが、樹勢は悪くなさそうだ。
 ネット上で大ケヤキについて調べてみたところ、ケヤキそのものの報告例は少ないようだが、椿谷や大ケヤキへの言及は多い。
 角田山登山者のよく知るケヤキだと思われる。
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