ページタイトル:常福寺のコウヨウザン 当サイトのシンボルマーク

画像:常福寺のコウヨウザン 名称 常福寺のコウヨウザン
    (じょうふくじのこうようざん)
名称の典拠 なし
樹種 コウヨウザン
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 3.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県伊賀市古郡(注2)
 〃 3次メッシュコード 5236−01−12
 〃 緯度・経度 北緯34度41分04.6秒
           東経136度09分10.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2004年11月1日、1市3町2村が合併して伊賀市誕生。旧行政区は上野市





 古郡(ふるこおり)は近鉄伊賀神戸(いがかんべ)駅の北約1km。木津川(きづがわ)が作ったいくつかの盆地の一つにある集落だ。
 真言宗豊山派江寄山常福寺は、集落の北方、小高いところにあって、木津川右岸を走る国道422号からもよく見える。(国道脇に常福寺の案内看板あり)
 常福寺の由来等を記した案内板によると、長谷寺開基の徳道上人が養老6年(722)に開いた古刹で、天平2年(730)には聖武天皇によって勅願寺に定められたという。
 現代においてもなかなか立派な寺で、本尊とされる等身大の木造五大明王像は国指定重要文化財。
 私の目的はコウヨウザン。
 境内には他に高木がないので、コウヨウザンは遠くからもよく目立つ。
 途中から複数幹に分かれ、上部では切断されているけれども、樹肌が美しく、若々しいコウヨウザンである。弓なりに弧を描く、太く長く伸びる側枝も素晴らしい。
 樹下の案内板によれば、滝仙寺龍性院のコウヨウザンとともに、「伊賀の三大広葉杉(こうようざん)」と呼ばれているそうである。
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