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名称 龍性院のコウヨウザン (りゅうしょういんのこうようざん) 名称の典拠 「三重の巨樹・古木」(注1) 樹種 コウヨウザン 樹高 31m(注2) 目通り幹囲 4.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 三重県名張市滝之原 〃 3次メッシュコード 5136−71−52 〃 緯度・経度 北緯34度37分45.5秒 東経136度09分12.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年3月27日 注2)上記「三重の巨樹・古木」による 比奈知(ひなち)ダムの北方約1.7kmで、県道691号(名張青山線)と同692号(滝之原美旗停車場線)がぶつかる。(692号はそのまま広域農道「伊賀コリドールロード」につながっているので、一見、交差しているように見えるが、県道としてはここで終わり(より正確に言えば、ここが始点)) その「滝之原」交差点から北北西200mほどのところに、「伊賀の三大広葉杉」の一つが立つ真言宗豊山派平照山龍性院がある。 近づくと、コウヨウザン独特の樹形が自然に目に入ってくる。 同一樹種だから当然とは言え、これら三大広葉杉はいずれも樹形がよく似ている。しかも全てが真言宗豊山派に属する寺院にある。植樹された由来について、何か共通のものがあるのだろうか。 コウヨウザンは、途中から幹が複数に分かれている。上記「三重の巨樹・古木」によると、「樹高5m付近で幹がおれ、そこから萌芽して多幹になっている」とのことだが、それにしては、とてもスムースに繋がっているように見える。 三大広葉杉のなかでは最も大きく、私にとっては優しい奥様のコーヒーのお接待とともに、忘れがたいコウヨウザンである。 |
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