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名称 火産霊神社のクスノキ (ほむすびじんじゃのくすのき) 名称の典拠 「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」(注1) 樹種 クスノキ 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 6.7m(注2) 推定樹齢 200年(注2) 所在地の地名 宮崎県高鍋町南高鍋 〃 3次メッシュコード 4831−14−40 〃 緯度・経度 北緯32度07分29.6秒 東経131度30分26.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2018年3月21日 注2)上記「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」による 高鍋町役場の南東約500m、国指定天然記念物「高鍋のクス」が立つ高鍋城址からは東方に600mほどの市街地に、火産霊神社が鎮座する。 宮崎県神道青年会の神社紹介ウェブページによれば、かつて高鍋の町筋に大火が度重なった。たまりかねた町民がここに火産霊の大神様を勧請したところ、ようやく収まったと、古老の口伝にあるらしい。 どこだって防火は大切なことだが、特に住宅密集地であればなおのこと。今も町民から大切に守られていることと思われる。 社殿の横に境内社の稲荷神社と事代主神社(の合社)があり、左図の大クスは、火産霊神社と稲荷神社の間。火産霊神社の社殿から見れば斜め後方に立つ。 「高鍋町郷土の名木 第22号」である。 訪ねた時は落葉期に入ったようで、境内には、赤く色づいた古い葉がたくさん積もっていた。 クスノキは常緑樹の仲間だが、葉が散らないわけではない。古い葉が散ることで、水や養分を新しい葉に譲り、次の世代を育てて行く。 植物は、どうやってこのような効率的な仕組みを獲得したのだろうか。 |
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