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名称 斐太南小学校の桜 (ひだみなみしょうがっこうのさくら) 名称の典拠 なし (私が勝手に名付けた) 樹種 ソメイヨシノ 樹高 約15m(注1) 目通り幹囲 4.8m(注1) 推定樹齢 100年(本文参照) 所在地の地名 新潟県妙高市小丸山新田(注2) 〃 3次メッシュコード 5538−41−29 〃 緯度・経度 北緯37度01分26.0秒 東経138度14分09.0秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2003年4月15日 注1)私の目測値(私の目測法はここ) 注2)2005年4月1日、3市町村が合併して妙高市誕生。旧行政区は新井市 斐太南小学校は、斐太村立西郷尋常高等小学校として明治36年(1903)に創立。今年(2003年)でちょうど創立百周年を迎える伝統ある学校である。 今から100年前、村の人たちは校庭の隅に桜を植えて、学校の創立を喜んだ。うち1本は円錐形の土盛りの中央に植えられた。巣立ってゆく子供たちが立派に花を咲かせるようにとの、応援の意味も込められていたのかも知れない。 桜はいつしか巨樹に育ち、新井市指定天然記念物となった。旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」に掲載されているのがそれである。 しかし、多い年には4m以上も積もる豪雪に耐えられず、大枝を失って無惨な姿となり、平成元年(1989)に切られてしまった(つまり「日本の巨樹・巨木林」刊行時には、天然記念物の桜は既になかった)。今も伐採当時そのままに、土盛りと切株が残されている。 写真の桜はそれとは別の個体だが、同じ頃に植えられたという。今ではこれが巨樹に育った。地元では二代目「大桜」とも称しているようだ。 満開をねらって訪れた。しかし、平日の校庭に入るのは迷惑になりそうだ。いっそ児童が登校する前の方がいいかな、と、早朝7時頃の写真である。 |
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