ページタイトル:原地神社のナギ 当サイトのシンボル

画像:原地神社のナギ 名称 原地神社のナギ (はらちじんじゃのなぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ナギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 三重県南牟婁郡御浜町神木(こうのぎ)字原地
 〃 3次メッシュコード 5036−60−42
 〃 緯度・経度 北緯33度52分31.7秒
           東経136度01分32.7秒
御浜町指定天然記念物(1990年10月24日指定)
撮影年月日 2023年9月9日

注1)天然記念物指定名称は「ナギの木」
注2)2017年6月に御浜町教育委員会が設置した案内板による





 御浜町は三重県南部。熊野灘に面していて、海岸線は全て砂浜。七里御浜という名がついている。そこから御浜町の町名が生まれたのだろう。
 ただしナギが立つ原地神社は、海岸から5kmほど離れ、三方を山に囲まれている。山懐(やまふところ)の神社だ。
 目指すナギは、神社駐車場の横。市木川(いちぎがわ)の右岸斜面上部に立つ。
 14年前にも、スギに会うため原地神社を訪ねたことがある。その時、ナギも目にしているのだが、当時は「大きい木」にしか興味がなく、写真もろくに撮っていない。(記録用として1枚撮っただけ)
 しかし、巨木探訪を続けるうちに、私の心に変化が起きた。貧弱な知識しか持ち合わせないことは以前と大差ないが、それでも少しは樹木の知識が増え、関心の範囲も少し広がった。今回はこのナギが目的である。
 折損枝も見られるが、ナギとしては背が高く、樹勢も良さそうだ。
 ナギと言えば、まず第一に熊野速玉大社のナギ(国指定天然記念物)が思い浮かぶ。
 案内板によると、この原地神社のナギも、速玉大社に伝わる故事に倣って植えられたと考えられているようである。
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