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名称 熊野速玉大社のナギ
(くまのはやたまたいしゃのなぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ナギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.6m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 和歌山県新宮市新宮
〃 3次メッシュコード 5035−47−78
〃 緯度・経度 北緯33度43分54.0秒
東経135度59分02.3秒
国指定天然記念物(1940年2月10日指定)
撮影年月日 2014年3月17日
注1)天然記念物指定名称は「熊野速玉神社のナギ」。確かに熊野速玉神社と称していた時期もあったようだが、現在は熊野速玉大社が正式名なので、私のサイトでは標記のように呼ばせていただくことにする
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)速玉大社が設置した案内板による
よく知られるように、新宮市の熊野速玉大社は、田辺市の熊野本宮大社、那智勝浦町の熊野那智大社とともに熊野三山の一つとして多くの信仰を集めている。(2004年には世界遺産にも登録された)
古い歴史を持ち、国宝や国の重要文化財を多数所蔵しているほか、生きている国の宝(国指定天然記念物)もある。このナギの木だ。
ナギの根元は一つだが、途中から複数幹に分かれ、並立して天を指す姿が珍しい。あるいは合体木なのだろうか。もしもそうだとすれば、見事な融合ぶりである。
樹勢もすばらしい。確かに日本国の宝とされるだけのことはある。
社伝では平重盛(たいらのしげもり、1138〜79)の手植えとされているようだ。 |
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